『ふらっと暦』・睦月
2019年2月21日更新
今年は平成最後の年です。平成という言葉には、「国の内外、天地とも平和が達成される」という意味があるそうです。
平和(peace)という言葉の語源はラテン語のpaxで、もともとはお金を払うという意味の言葉だそうです。昔は戦争のない暮らしをするためにお金を払っていたことから派生した言葉と言われています。
昨年末、天皇陛下が「平成が戦争のない時代として終わろうとしている・・・」「次に心に残るのは災害のことです」という言葉を話していました。この30年の間、日本全国はたくさんの災害に見舞われ、多くの人が苦しみ、傷つき、日常とは大きくかけ離れた暮らしを強いられていました。
新しい年が、人と人が支え合い、人と人が慮り合い、みんなが安心して日々の営みが送れるような日々でありますように。
二〇一九年 一月
(「ふらっと暦」は、利用者の方々の毎日を写真と文章でふりかえる施設内広報誌で、題字は利用者の方の自筆です。表紙のみHPに掲載しています。)