エテ・マルシェ2016~夏の市場 美味と音楽の縁日

2016年8月13日更新
flier-ete2016++

8月27日(土)午後3時半くらいからユルユルと始まるエテ・マルシェ。 今年も会場は個性派揃いで皆様のご来場をお待ちしております。一部をご紹介!


《食》
コージーズBAR(ビール・ソフトドリンク)
ココファームワイナリー ( 自然派ワイン)
大樹森珈琲(ネルドリップ珈琲)
つまみやコージーズ (焼売・からあげ 他)
じりつくん(くんせい・手作りジャム&手作り雑貨)
サタデーベーカリー/関口ベーカリー(焼きたてパン・菓子)
とりそば屋(世田谷高次脳機能障害連絡協議会)
ゆうきネット山陰(宍道湖しじみ汁/松江特産物 他)
ゆうじ屋(ケーキ) /おとせな(世田谷やきそば)
下馬福祉工房(しもまるくんクッキー)
勝手に東北応援ブース ※笑むすびfrom會津 (福島米 他)


《暮らし》
沖田商会(縁日/バザー雑貨&洋服)
ソイルグリーングロサーズ(生鮮有機野菜)
雄勝出張食堂(三陸物産販売)


《音楽》~スペシャルライブ(入場無料)
DJ★KENTA
気まぐれ軽音楽部
ピカリうえだとその仲間たち

大島花子
松田幸一
坂本健

*  *  *  *  *


『役割を担うこと、役割を果たすことが活力です。』

 「福祉のまちづくりに協力を」、と言われたら。多くの方が賛同します。反対する人は、あまりいない(でしょう)。けれど、どこか遠い出来ごとみたいに感じる。脳損傷者のまさしさんが、今動かせる右手で最大限の生活の工夫をしていることや、難病のさおりさんが、どんな思いで暮らしているのか、想像するのは難しい。思いを馳せることは、簡単そうですが、体験してみないと、実感してみないと分からないことが沢山ありそうです。
 エテ・マルシェは高次脳機能障害がある方たちの主催するイベントです。人生の途中で障害を持つ事の困難さは如何に。突然のアクシデントを受容するには、まず自分との向き合い、そして身近な人の支え。更には暮らす地域の周辺的サポートが必要です。身近な地域でどんな日常の営みがあるか。それをお伝えしたい。
 気分は夏の市場です。新鮮な野菜、焼き立てのパン、手間暇惜しまぬ手仕事。障害を持つ当事者の方とコミュニティーの方が参加します。
 哲学者の長谷川宏さんは「陽が昇り、陽が暮れる、日常の中で互いを案じることが大切だと強く感じる。コミュニティーでは時間を深めることが出来る。」と語ります。にぎわいの中でいつもの人と出会い、いつもの会話をはずませ、いつもの歌に心を和ませる。そして、その日出会わなかった人に、思いを馳せれば…。どうしているだろうあの人は何かあったのでは…。連絡してみよう…尋ねてみよう。

 誰にでも出来ること、今から出来ること。ていねいに暮らすことから、まず始めてみます。