中川陽子さん「大切なのは人との出会い」経験を通して伝えたいこと
七月十一日、区内の中学校で講演を行ったメンバーの中川陽子さんにお話しを伺いました。
●既に色々なところに講演を行っておられますが、今回の印象は?
『中学生の足がまぶしかったーというのは冗談で(笑)。皆、よく話を聞いてくれたと思います。』
●(講演の依頼を)受けられた理由を教えてください
『私は腫れ物じゃない。普通なのということを伝えたかった。八年前まで心と脳が繋がっていないと思っていた。心にあることをそのまま言葉にすることが出来なくてタイムラグがあり、それが嫌でわかったふりをしたこともあった。今は(脳と心が)繋がったので、ありのままの自分を伝えられるようになったのが嬉しい。』
※陽子さんはイラストレーターとして様々なメディアで活躍されて
●生徒達には伝わりましたか?
『伝わったと思う。障害があっても目黒蓮はかっこいいと思うし、恋だってする。嫌なことは嫌。皆と同じだと伝えたかった。目黒蓮の話しはすごくウケた(笑)。
病気になる前の仕事のこと、イタリアのこと、恋人のこと。生徒達は障害ではなく、私自身に興味を持ってくれたようで、最後の質問は私のことばかりだった。
でも、それでいい。結局、伝えたかったのは、人と人との繋がりについて。障害のあるなしは関係ない。ここでこうして私と出会ってくれたことが、彼らのこれからの人生で次に進むきっかけの一つになればいいと思う。
それと、先生達にも「健康診断や検査はちゃんと受けて」ってアドバイスしてきましたよ。大切なことなので。』
陽子さん、ありがとうございました。 これからも陽子さんの素敵な出会いの場にご一緒させて下さい。